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Luscious Musikとは「魅力ある音楽」という意味です。 ジャンルを問わず、魅力ある音楽について書いていきたいと思っています。
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Trumpeter jyun♪
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男性
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楽器演奏 音楽鑑賞
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音楽全般幅広く聴きます。トランペット歴21年目になりました。これからもトランペットと付き合っていきながら、素晴らしい音楽にたくさん触れていきたいと思います。
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マーチングバンドはもともと軍隊の音楽隊でした。軍隊の士気をを高めるために演奏し、行進する伴奏をしたりしていました。戦後はアメリカンフットボールのハーフタイムに演奏するのがアメリカでは慣例になっていました。


最近では芸術性、音楽性が飛躍的に向上していて「総合的な芸術」としての地位を確立してきました。ただ動きながら演奏しているのを「見せる」のではなく、音楽と動きを一つのショーとして「魅せる」ようになってきました。70年代に入ってDCI(ドラムコーインターナショナル)が設立され、世界大会が開催されるようになってからはマーチングバンドのレベルは向上し、芸術性も高くなっています。


2003年 サンタクララ・ヴァンガード


その後このDCIの団体から「もっと芸術性の高いショーをやりたい」ということで結成されたのが「Blast」です。日本においても評価が高く、テレビやメディアにも取り上げられていてかなり注目されています。音だけではなく、視覚的にも感動できるBlastは、まさに「魅せる芸術」ではないでしょうか。


しかしながら日本においてはまだまだマイナーなので、Blastを機会に日本でもマーチングバンドがもっと盛り上がっていってほしいと願っています。大会をテレビ中継するとか、そういう時代がくるといいですね。


2003 Blue Devils
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今から8年前の2000年夏、Newport Jazz festival斑尾で初めてリキッドソウルを見ました。当初の目的は「カウントベイシーオーケストラ」の演奏を聴くことでした。大学時代から学祭でカウントベイシーの曲をやっていて、当時ビッグバンドの仕事などもしていたためにとても好きになっていました。


そこでカウントベイシーオーケストラのあとに出てきたのがリキッドソウルだったのですが、演奏が始まってすぐに鳥肌が立ったのを今でも忘れることが出来ません。とにかく、Jazzというジャンルの域を超えた素晴らしいパフォーマンスでした。


ホーンセクションに加え、ターンテーブル、ラッパーなどあらゆるジャンルのものを駆使して出すグルーヴ感は最高でした。斑尾での演奏を聴いて一瞬でファンになってしまった私は、CDを買って聴きまくりました。今でもたまにクルマの中でこのアグレッシブな演奏を聴いています。


興味がある方にはこちらをオススメします☆
リキッド・ソウル「ヒアズ・ザ・ディール 」



曲目リスト☆
1. シュア・ファイアー・ワン
2. ザ・ディズ
3. ストップ・バイ・モニーズ(フィーチャリング・Simone)
4. エヴリボディズ・ゴット・ワン
5. ショー・ミー
6. セックス・タブレット
7. オール・ブルース
8. スウィート・ピア
9. ドンキー・パンチ
10. ディスファンクション(フィーチャリング・Simone)
11. ロケット・サイエンティスト
12. スパン・サッカー
13. ブラックジャック
14. レゾリューション
金管楽器の中でもマイナーな楽器といえばユーフォニアムがあげられます。しかし、吹奏楽ではこのユーフォニアムがないと音楽が全く違うものになってしまうほど重要な役割を果たしています。今日はそんなユーフォニアムをご紹介しましょう。


ユーフォニアムはこんな楽器です☆


ユーフォニアムは一般的にB♭管で、音域的にはトロンボーンと大体同じですがトロンボーンよりも丸みがあり、柔らかい音色が特徴です。主に吹奏楽、金管バンド(ブラスバンド)で使われますが、オーケストラでも使われることがあります。マーラー交響曲第7番の1楽章のソロや、展覧会の絵のソロは有名です。


さて、このユーフォニアムですが実はマーチングバンドでも活躍しているのです。マーチングバンドにおいてはユーフォニアムのようにベルが上を向いている楽器は音が飛んでいかないので不利になってしまいます。そこでマーチング用に開発された真マーチングユーフォニアムが大活躍します。


マーチングユーフォニアムはこんな楽器です☆

一般的なユーフォニアムを改造してフロントベルにすることによって、音が前に飛んでいくようになっています。ただ、この楽器はかなり重いので女の子や小中学生には持てない人も出てきてしまいます。なのでこんな楽器もあります。


肩に担ぐタイプのマーチングユーフォニアム☆

これでしたら女の子でも演奏しやすいですし動いてても負担がそれほど大きくないです。実際に小学校、中学校ではこのタイプのユーフォニアムが使われているところが多いです。


一言でユーフォニアムといってもかなりいろいろなユーフォニアムがあるんですね。今日はそんなユーフォニアムをご紹介しました。



今週の一枚は、イタリアのシンフォニックメタルバンド「ラプソディ」の2ndアルバム「シンフォニー オブ エンチャンテッド ランド」です。ヘヴィメタルというと、その言葉だけで敬遠してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、ラプソディはメタルの常識を覆す素晴らしいバンドです。


さて、何が素晴らしいかというとこのバンドはオーケストラのサウンドを上手く取り入れていたり、民謡をメロディラインに入れたりして叙情的な音楽をドラマチックに作っているところです。まさにシンフォニックです。アルバムの内容は、ファンタジー・ストーリーを下敷きにした劇的なサウンドに加えてセリフまで入ってさらにグレード・アップした作りになっています。このドラマ性は正に究極!!ぜひ聴いてみてください☆


曲目リスト☆

1. エピカス・フロール
2. エメラルド・ソード
3. ウィズダム・オブ・ザ・キングス
4. ヒーローズ・オブ・ザ・ロスト・ヴァレイ
5. エターナル・グローリー
6. ビヨンド・ザ・ゲイツ・オブ・インフィニティ
7. ウィングス・オブ・デスティニー
8. ダーク・タワー・オブ・アビス
9. ライディング・ザ・ウィンズ・オブ・エタニティー
今日はクラシックについてお話ししたいと思います。


19世紀の後半にセザール・フランクという作曲家がいました、自分も好きな作曲家の一人です。クラシックファンの人でしたら有名かもしれませんね。有名な作品は「ヴァイオリンソナタ」「交響曲」です。フランクは生涯のうちでただ1曲の交響曲を作曲していますが、これがとても名曲で現在もよく演奏されています。

セザール・フランク



フランクの作風の特徴として、「循環形式」というものがあります。これは同じ主題を各楽章に出して全曲を統一する、というものでベルリオーズが幻想交響曲でこれを試していて、その他にもリストやワーグナーといった作曲家もこの形式を取り入れた曲を作っています。


さて、フランクの交響曲ですが全体的に「哀愁たっぷりのメロディライン」です。フランス人とは思えなかった、というのが自分が初めてこの曲を聴いた感想です。第2楽章ではコールアングレ(イングリッシュホルン)の長いソロがありますが、これがとてもいいメロディです。弦楽器のピチカートとハープが奏でる伴奏も神秘的で何とも美しいです。


あまり長い曲を聴くのはちょっと・・という人は第2楽章だけでも十分感動できますのでぜひ聴いてみてください☆




フランク 交響曲ニ短調

1 交響曲 ニ短調

2 ピアノと管弦楽のための交響的変奏曲

演奏 フランス国立放送管弦楽団
指揮 ジャン・マルティノン
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