Luscious Musikとは「魅力ある音楽」という意味です。
ジャンルを問わず、魅力ある音楽について書いていきたいと思っています。
プロフィール
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Trumpeter jyun♪
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性別:
男性
趣味:
楽器演奏 音楽鑑賞
自己紹介:
音楽全般幅広く聴きます。トランペット歴21年目になりました。これからもトランペットと付き合っていきながら、素晴らしい音楽にたくさん触れていきたいと思います。
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ジュリオ・カッチーニは16世紀後半から17世紀にかけて活躍した初期バロック音楽の作曲家です。その名の通りイタリア人で、作曲家でありテノール歌手でした。16世紀末の20年間、彼は作曲家、歌手、教師という3足のわらじを履いて生活していたそうですが、この作曲活動の中で革命的なものが生まれました。
当時ルネサンス音楽と言われていたものからモノディ様式を確立し、ポリフォニーからの脱却をしたのです。また、単声と通奏低音のための音楽を作曲したり、オペラでは現在普通に歌われている「レシタティーボ」を生み出したのもこのカッチーニなのです。
カッチーニといえば一番有名な作品に「アベマリア」があります。これは現在ではいろいろな人が歌ってCDにしていたり金管楽器でのアンサンブルにアレンジされていたりと、聴いたことがある方も多いのではないでしょうか?しかし意外なことに、この曲は90年代の初期までまったく知られていなかったそうです。こんな良い曲なのにもったいないですね。
さらに出典が明らかにされていないためこの曲がカッチーニの作品である証拠が無く、作者不群として楽譜が出版されている場合もあるそうですが、現在ではカッチーニの作品という認識がなされています。
当時ルネサンス音楽と言われていたものからモノディ様式を確立し、ポリフォニーからの脱却をしたのです。また、単声と通奏低音のための音楽を作曲したり、オペラでは現在普通に歌われている「レシタティーボ」を生み出したのもこのカッチーニなのです。
カッチーニといえば一番有名な作品に「アベマリア」があります。これは現在ではいろいろな人が歌ってCDにしていたり金管楽器でのアンサンブルにアレンジされていたりと、聴いたことがある方も多いのではないでしょうか?しかし意外なことに、この曲は90年代の初期までまったく知られていなかったそうです。こんな良い曲なのにもったいないですね。
さらに出典が明らかにされていないためこの曲がカッチーニの作品である証拠が無く、作者不群として楽譜が出版されている場合もあるそうですが、現在ではカッチーニの作品という認識がなされています。
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クロード・ドビュッシーは19世紀から20世紀にかけて活躍したフランスの作曲家で、数多くの名曲を作曲したことで有名です。ドビュッシーの音楽は、長音階や短音階、また機能和声などにとらわれない技法が数多く取り入れられています。これは音楽史上でも革新的で、彼は天才と言われています。
作曲はピアノ曲、管弦楽曲、室内楽曲など多岐に亘ります。自分が特に好きな曲は「小組曲」「牧神の午後への前奏曲」「亜麻色の髪の乙女」などがあります。この中で小組曲はドビュッシーの作品の中でも初期のもので、綺麗なメロディが印象的です。
亜麻色の髪の乙女はピアノはもちろん、アンサンブルにもアレンジされています。ちなみに私は金管10重奏で演奏したことがありますが、この曲は和音の展開が素晴らしいです。ところどころに当時の和声ではあり得ないような和音の配置がみられ、オシャレな曲に仕上がっています。
ドビュッシーの音楽は時代を越えて、私たちの心を癒し続けてくれています。興味がある方はぜひ、ドビュッシーのいろいろな音楽を聴いてみてはいかがでしょうか。
クロード・ドビュッシー(1862-1918)
作曲はピアノ曲、管弦楽曲、室内楽曲など多岐に亘ります。自分が特に好きな曲は「小組曲」「牧神の午後への前奏曲」「亜麻色の髪の乙女」などがあります。この中で小組曲はドビュッシーの作品の中でも初期のもので、綺麗なメロディが印象的です。
亜麻色の髪の乙女はピアノはもちろん、アンサンブルにもアレンジされています。ちなみに私は金管10重奏で演奏したことがありますが、この曲は和音の展開が素晴らしいです。ところどころに当時の和声ではあり得ないような和音の配置がみられ、オシャレな曲に仕上がっています。
ドビュッシーの音楽は時代を越えて、私たちの心を癒し続けてくれています。興味がある方はぜひ、ドビュッシーのいろいろな音楽を聴いてみてはいかがでしょうか。
クロード・ドビュッシー(1862-1918)
フランスの現代作曲家であるウージェーヌ・ボザは、1905年に生まれました。ヴァイオリンを幼少期から学び、パリ音楽院で作曲を学びました。ボザの作品は管楽器の作品が多く、日本では管楽器を演奏している音大生でボザの名前を知らない人はいないほど、有名なのです。
ほとんどの管楽器の曲がパリ音楽院の入試や卒業試験のために書かれたものなので、日本においても管打楽器コンクールや日本音楽コンクールなどでボザの曲が課題曲になることが多いです。
ボザは現代作曲家でありながら、その作品に特殊な演奏技術を求めたりするものはなく、美しいメロディが多いのが特徴です。しかし、曲によってはかなり高度な演奏技術が求められるものがあるので練習には苦労します。たとえば私の経験からお話ししますと、トランペットで「リュスティク」とう曲があります。これはいろいろな技法(跳躍やリップトリルなどなど)がふんだんに使われていて、かなり苦労しました。
ボザもそうですが、同じフランス人の作曲家であるトマジなどもかなり難しい曲をたくさん作曲しています。やりがいはありますが、譜読みだけでかなり時間がかかったしまうため、挫折してしまう人が多いのも現状です。
ウージェーヌ・ボザ(フランス)1905-1991
ほとんどの管楽器の曲がパリ音楽院の入試や卒業試験のために書かれたものなので、日本においても管打楽器コンクールや日本音楽コンクールなどでボザの曲が課題曲になることが多いです。
ボザは現代作曲家でありながら、その作品に特殊な演奏技術を求めたりするものはなく、美しいメロディが多いのが特徴です。しかし、曲によってはかなり高度な演奏技術が求められるものがあるので練習には苦労します。たとえば私の経験からお話ししますと、トランペットで「リュスティク」とう曲があります。これはいろいろな技法(跳躍やリップトリルなどなど)がふんだんに使われていて、かなり苦労しました。
ボザもそうですが、同じフランス人の作曲家であるトマジなどもかなり難しい曲をたくさん作曲しています。やりがいはありますが、譜読みだけでかなり時間がかかったしまうため、挫折してしまう人が多いのも現状です。
ウージェーヌ・ボザ(フランス)1905-1991
ゲオルグ・フィリップ・テレマンはバロック音楽を代表するドイツの作曲家で、同年代に活躍していた作曲家にはバッハやヘンデルといった蒼々たるメンバーがいました。当時はバッハやヘンデルよりも人気があったと言われ、作曲数はゆうに4000曲を越えるといわれています。そしてその曲は今日に至るまで整理しきれていないそうです。
ゲオルグ・フィリップ・テレマン☆

テレマンの作風の特徴はその旋律の美しさにあると思います。曲によっては歌謡曲のメロディなのでは?と思ときもあります。ということはテレマンの音楽は時を越えて現代でも通用するという素晴らしいものなのですね。
テレマンにはこんなエピソードがあったといわれています。1722年、ライプツィヒの聖トマス教会の楽長が亡くなった時、ライプツィヒ市はまずテレマンを招聘しようとしたが断られたため、仕方なく知名度の低かったバッハを招聘したという信じられない話です。そのくらい当時のテレマンの人気は高かったということなのでしょう。
今日はバッハよりも人気が高かったゲオルグ・フィリップ・テレマンについてお話ししました。
ゲオルグ・フィリップ・テレマン☆
テレマンの作風の特徴はその旋律の美しさにあると思います。曲によっては歌謡曲のメロディなのでは?と思ときもあります。ということはテレマンの音楽は時を越えて現代でも通用するという素晴らしいものなのですね。
テレマンにはこんなエピソードがあったといわれています。1722年、ライプツィヒの聖トマス教会の楽長が亡くなった時、ライプツィヒ市はまずテレマンを招聘しようとしたが断られたため、仕方なく知名度の低かったバッハを招聘したという信じられない話です。そのくらい当時のテレマンの人気は高かったということなのでしょう。
今日はバッハよりも人気が高かったゲオルグ・フィリップ・テレマンについてお話ししました。
アンサンブルと言えばいろいろな形態があります。木管、クラリネット、サックス、弦楽、打楽器など数えきれません。この数あるアンサンブル形態のなかで金管楽器によるアンサンブルは、とても魅力的です。今日はこの金管アンサンブルについてお話ししましょう。
金管アンサンブルは何が魅力的なのか、それはなんといっても「響き」でしょう。金管楽器特有の重厚な響きはパイプオルガンによく似ていて、とてもきれいなのです。特徴は、B♭管とF管の2種類に集約された(大体)調性と、大きさの異なるそれぞれの楽器の間での統一感のある音色です。現在ではより良い音質と吹奏感を求めて改良が重ねられています。
金管アンサンブルの形態はいろいろなものがありますが、一番有名なのが金管5重奏(トランペット2、ホルン、トロンボーン、チューバ)です。その他に8重奏、10重奏などがあります。10重奏で有名なのがトランペット4、ホルン、トロンボーン4、チューバといういわゆるフィリップ・ジョーンズスタイルです。
また、マーチングバンドにおけるブラスセクションもとても迫力があり、重厚なサウンドが魅力です。編成も大編成でトランペット20、ホルン(メロフォン) 10~12、バリトン(トロンボーン)10、ユーフォニアム10、チューバ10という大人数になるので迫力は想像してみてください、すごいです。
金管アンサンブルに興味がある方、これをオススメします☆
エンパイア・ブラス(金管5重奏) Music Of Gabrieli

1. Canzon Duodecimi Toni
2. Canzon XVI
3. Canzon XIV
4. Canzon IX
5. Canzon XVIII
6. Canzon XV
7. Sonata XIX
8. I. Der Welte Fundt
9. Concerto Secondo: Magnificat
10. Concerto Primo: La Battaglia
11. Concerto Terzo: Magnificat
12. Lauda Jerusalem
13. VI. Instrumentalsatz Ohne Titel
14. Canzon X
15. Canzon XIII
16. No. 13 Canzon Septimi Octavi Toni A 12
17. Canzon A 12
18. Canzon VIII
19. Canzon Septimi Toni No. 2
教会旋法の時代の音楽(主にオルガンで演奏されていました)を金管5重奏にアレンジして演奏しているものです。金管アンサンブル特有の重厚なサウンドを聴くことができます。オススメです☆
金管アンサンブルは何が魅力的なのか、それはなんといっても「響き」でしょう。金管楽器特有の重厚な響きはパイプオルガンによく似ていて、とてもきれいなのです。特徴は、B♭管とF管の2種類に集約された(大体)調性と、大きさの異なるそれぞれの楽器の間での統一感のある音色です。現在ではより良い音質と吹奏感を求めて改良が重ねられています。
金管アンサンブルの形態はいろいろなものがありますが、一番有名なのが金管5重奏(トランペット2、ホルン、トロンボーン、チューバ)です。その他に8重奏、10重奏などがあります。10重奏で有名なのがトランペット4、ホルン、トロンボーン4、チューバといういわゆるフィリップ・ジョーンズスタイルです。
また、マーチングバンドにおけるブラスセクションもとても迫力があり、重厚なサウンドが魅力です。編成も大編成でトランペット20、ホルン(メロフォン) 10~12、バリトン(トロンボーン)10、ユーフォニアム10、チューバ10という大人数になるので迫力は想像してみてください、すごいです。
金管アンサンブルに興味がある方、これをオススメします☆
エンパイア・ブラス(金管5重奏) Music Of Gabrieli
1. Canzon Duodecimi Toni
2. Canzon XVI
3. Canzon XIV
4. Canzon IX
5. Canzon XVIII
6. Canzon XV
7. Sonata XIX
8. I. Der Welte Fundt
9. Concerto Secondo: Magnificat
10. Concerto Primo: La Battaglia
11. Concerto Terzo: Magnificat
12. Lauda Jerusalem
13. VI. Instrumentalsatz Ohne Titel
14. Canzon X
15. Canzon XIII
16. No. 13 Canzon Septimi Octavi Toni A 12
17. Canzon A 12
18. Canzon VIII
19. Canzon Septimi Toni No. 2
教会旋法の時代の音楽(主にオルガンで演奏されていました)を金管5重奏にアレンジして演奏しているものです。金管アンサンブル特有の重厚なサウンドを聴くことができます。オススメです☆