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Luscious Musikとは「魅力ある音楽」という意味です。 ジャンルを問わず、魅力ある音楽について書いていきたいと思っています。
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Trumpeter jyun♪
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男性
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楽器演奏 音楽鑑賞
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音楽全般幅広く聴きます。トランペット歴21年目になりました。これからもトランペットと付き合っていきながら、素晴らしい音楽にたくさん触れていきたいと思います。
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この曲は初めて吹奏楽の演奏会に行ったときに聴いた曲で、今でも私の心の中に残っている曲です。もともとメロディが綺麗な曲が好きだった私は、現代曲等に馴染めずにいましたが、この曲はとても綺麗で情景が頭の中に浮かんでくるかのようでした。


作曲者であるオリヴァドーティは1893年イタリア生まれ。1911年に渡米し、シカゴ交響楽団でオーボエ奏者として活躍しました。同時に作曲も手がけ、スクール・バンドに親しまれる多くの作品を生みました。


トランペットのパートはソロもありませんし、あまり目立つ部分もないのですが全体的にとても好きな曲の一つです。コンクールなどでは今でも良く演奏されている曲の一つだとか。機会があれば演奏したいと思っていますが、なかなかそういう機会がありません。


バラの謝肉祭
ジョゼフ・オリヴァドーティ作曲
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中学の時、吹奏楽部に入部するきっかけとなった演奏会で聴いた曲がルロイ・アンダーソン作曲の「シンコペイテッド・クロック」でした。この曲は1946年に作曲されました、意外と古い曲なのですが今聴いてもまったく古さを感じないのはさすがです。


この「シンコペイテッド・クロック」という曲の意味は「一定の時を刻まない時計」という意味で、リズムや拍をずらして意外感やノリ・メリハリをつける手法が用いられています。しっかりと時を刻むはずの時計を、シンコペーションを多数用いることでコミカルな感じを出しているんですね。


さて、この「時計」ですが吹奏楽では何の楽器で表現されているでしょうか。正解は「ウッドブロック」です。打楽器奏者の方にとっては見せ場だと思いますが、あまりにも目立つのでかえって緊張してしまうのかもしれませんね。ちなみに私が中学の時に観た演奏では、先輩が緊張しながらも一生懸命叩いてた姿が今でも思い出されます。


シンコペイテッド・クロック
ルロイ・アンダーソン作曲(1946)
高校最後の演奏会でやった曲の中のひとつで、私の思い出として強く心に刻まれている曲が、アルフレッド・リード作曲の「序曲インペラトリクス」です。インペラトリクスとは「古代の皇后」という意味で、1972年に作曲されました。


曲は激しさあり、叙情的なメロディラインありということで最初から最後まで飽きずに聴くことができると思います。特に中間部のフルート全員ユニゾンのメロディは美しいです。トランペットで意味もなくそのフレーズを練習していた記憶がよみがえってきます。


最近では中学校の吹奏楽コンクールでもよく演奏されるそうですが、私が高校生のときはかなり練習するのが大変だった記憶があります。それだけ現在の吹奏楽のレベルが上がってきている証拠なんでしょう。もう一度演奏する機会があったら、中間部のフルートに便乗してトランペットで優雅に演奏したい・・・なんて思っています。


序曲インペラトリクス
作曲 アルフレッド・リード(1972)
吹奏楽で今まで数多くの作品を演奏してきましたが、その中でも特に強く印象に残っている名曲の一つに「ビザンチンのモザイク画」という曲があります。この曲はフランコ・チェザリーニというスイス人の作曲家が1992年~93年にかけて作曲した作品で、ビザンティン様式の教会の壁や天井に描かれた宗教画をヒントに書かれた3楽章構成の大作です。


全楽章ともグレゴリオ聖歌のモチーフが使われていて、宗教色が強いという印象をもちます。それぞれ、第1楽章は「キリスト誕生」、第2楽章は「キリストが磔刑になった後に、神殿で起きた出来事」、第3楽章は「キリストの復活を告げ天使」を描いたモザイク画が基になっています。


この中でトランペットのソロがあるのですが、かなり叙情的で好きです。演奏は先輩に取られてしまいましたが、またいつかこの曲を演奏する機会があったら今度はソロを演奏してみたいと思います。


ビザンチンのモザイク画
作曲 フランコ・チェザリーニ


第1楽章「降誕」        1.The Nativita
第2楽章「エルサレムの神殿」  2.The Temple of Jerusalem
第3楽章「復活の天使」     3.Angel of the Resurrection
私事になりますが、中学2年で吹奏楽部に入部して初めて演奏したのがアパラチア序曲です。なのでこの曲にはかなりの思い出があるので今日はこのアパラチア序曲についてお話ししたいと思います。


タイトルの「アパラチア」とは、カナダからアメリカにかけて連なるアパラチア山脈のことです。そのアパラチア山脈の近くにある、ノース・キャロライナ公立学校のために作曲されました。


曲は、急~緩~急という吹奏楽では定番の形式で書かれています。中間部ではトランペットのソロがあり、コンクールでの聴きどころでもあります。「アパラチア山脈」を想像させる雄大な旋律が多く聞かれる曲です。興味がある方は、ジェームス・バーンズ作品集(CD)が発売されていますので聴いてみてください☆


ジェームス・バーンズ作品集
演奏 東京佼成ウインドオーケストラ
指揮 フレデリック・フェネル

1. アルヴァマー序曲
2. アパラチアン序曲
3. リバーフェスト
4. ヒーザーウッド・ポートレイト
5. コラール・プレリュード
6. 力強い序曲
7. 長い灰色の線
8. ウェストポート序曲
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