Luscious Musikとは「魅力ある音楽」という意味です。
ジャンルを問わず、魅力ある音楽について書いていきたいと思っています。
プロフィール
HN:
Trumpeter jyun♪
HP:
性別:
男性
趣味:
楽器演奏 音楽鑑賞
自己紹介:
音楽全般幅広く聴きます。トランペット歴21年目になりました。これからもトランペットと付き合っていきながら、素晴らしい音楽にたくさん触れていきたいと思います。
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マーチングのショーを観ていて盛り上がるところは最初のいわゆるファーストプッシュといわれる「つかみ」ですね。そしてショーのラストに出てくることの多い「カンパニーフロント」です。今日はカンパニーフロントについてお話しします。
カンパニーフロントとは、ショーが一番盛り上がる後半部分で管楽器が横一列に並び、楽器を高く上げて(ベルアップといいます)大音量で吹きながらゆっくりと前進する動きのことです。まさにこれはマーチングバンドの醍醐味といっても過言ではありません。演奏しているほうはもちろんですが、観ている方もテンションが上がってきます。
カンパニーフロントの楽しみ方(観てる側)としては、曲の雰囲気からしてそろそろ来るかな?という予想をあらかじめしておくといいでしょう。そして段々と曲線のラインが横一列になっていき、盛り上がってきます。そして最後のポイントとして、ベルアップした瞬間に音が一瞬無くなることがよくあります。これを「サイレント」と言ってますが、ここで観客が一斉に叫ぶのがお約束となっています。
ここでの叫び方はいろいろパターンがありますが、一般的には「行け~~~!!」が多いです。また「Go~~~~!!」と言う場合もありますが、あまり聴いたことがありません。タイミングを間違えるととんでもないことになりますが、まず間違えることはありません。マーチングは盛り上げてなんぼの世界です、皆さんも観る機会がありましたらぜひこのように叫んで盛り上げてみてください。
カンパニーフロントとは、ショーが一番盛り上がる後半部分で管楽器が横一列に並び、楽器を高く上げて(ベルアップといいます)大音量で吹きながらゆっくりと前進する動きのことです。まさにこれはマーチングバンドの醍醐味といっても過言ではありません。演奏しているほうはもちろんですが、観ている方もテンションが上がってきます。
カンパニーフロントの楽しみ方(観てる側)としては、曲の雰囲気からしてそろそろ来るかな?という予想をあらかじめしておくといいでしょう。そして段々と曲線のラインが横一列になっていき、盛り上がってきます。そして最後のポイントとして、ベルアップした瞬間に音が一瞬無くなることがよくあります。これを「サイレント」と言ってますが、ここで観客が一斉に叫ぶのがお約束となっています。
ここでの叫び方はいろいろパターンがありますが、一般的には「行け~~~!!」が多いです。また「Go~~~~!!」と言う場合もありますが、あまり聴いたことがありません。タイミングを間違えるととんでもないことになりますが、まず間違えることはありません。マーチングは盛り上げてなんぼの世界です、皆さんも観る機会がありましたらぜひこのように叫んで盛り上げてみてください。
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マーチング用語で「ランスルー」という言葉があります。これでピンときた方は相当なマーチング経験者か、詳しい方なのではないでしょうか?このランスルーという言葉は「run-through」と書きまして、マーチングの練習の一番最後にショーを最初から最後まで本番同様に通しリハーサルの形式で行うことを言います。
私が所属していたマーチングバンドでは全体練習が週に一回しかなかったので、練習時間も9時から20時、21時くらいまでという長い時間の練習だったわけです。その中には曲の練習、動きの基礎、体力作り、ショーの反復練習などのかなりキツい練習があります。
そして、そのキツい練習の一番最後に「ランスルー」がおこなわれるのです。練習見学に来た人などは待ってましたとばかりに喜んでくれますが、いざ演奏するほうとしては疲れが極限まで達しているのにまだやらせるか・・という感じで(笑)たかが10分のショーですが、されど10分です。キツいです・・・。
大会や本番前になると、このランスルーは衣装を着たり本番さながらの雰囲気の中でおこなわれます。日本の大会シーズンは秋から冬なのでまだましですが、夏の体育館練習などは40℃近くにもなるために衣装を着てランスルーなどは危険です。これだけの悪条件の中でもランスルーは容赦なくおこなわれます。
本番に緊張しないようにすることと、雰囲気になれるためにはランスルーは大切なんですが、真夏の蒸し風呂の中ではやりたくないものです。
私が所属していたマーチングバンドでは全体練習が週に一回しかなかったので、練習時間も9時から20時、21時くらいまでという長い時間の練習だったわけです。その中には曲の練習、動きの基礎、体力作り、ショーの反復練習などのかなりキツい練習があります。
そして、そのキツい練習の一番最後に「ランスルー」がおこなわれるのです。練習見学に来た人などは待ってましたとばかりに喜んでくれますが、いざ演奏するほうとしては疲れが極限まで達しているのにまだやらせるか・・という感じで(笑)たかが10分のショーですが、されど10分です。キツいです・・・。
大会や本番前になると、このランスルーは衣装を着たり本番さながらの雰囲気の中でおこなわれます。日本の大会シーズンは秋から冬なのでまだましですが、夏の体育館練習などは40℃近くにもなるために衣装を着てランスルーなどは危険です。これだけの悪条件の中でもランスルーは容赦なくおこなわれます。
本番に緊張しないようにすることと、雰囲気になれるためにはランスルーは大切なんですが、真夏の蒸し風呂の中ではやりたくないものです。
マーチングを観ていると、フロア内を縦横無尽に走り回っていますよね。楽器を演奏することもさることながら、マーチングは動きがとても重要なのです。よく、「すごい足が揃ってるけどどうやって練習してるの?」と聞かれます。実はマーチングは歩幅から動き方まで全て計算し尽くされたものなのです。
まず、フロアには5メートル間隔にポイントがうってあります。そのポイントからポイントまでを8歩で歩く決まりがあります。(5メートルを8歩でということです)つまり1歩に換算すると「62.5センチ」という細かい決まりがあるんです。これを基本として動きが作られていきます。
また、曲に合わせた動きは拍数ごとに決まっていて何カウントでこの位置まで来るとか、4カウント目に楽器を上げるとか、細かいことまで全て拍数に合わせて行います。約10分のショーで100枚以上の動きを全て頭に入れて動かなければならないので、かなり大変です。
さらに、自分の動きだけではなくて、隣の人との間隔(インターバル)や前後の間隔(ディスタンス)、楽器の向きなどすべて気にしながら動きつつ演奏もしていかなければならないという、過酷極まりないものがマーチングなのです。
このように一つのショーを創り上げるためにはとても大変な労力が必要になりますが、出来上がったときの達成感や大会で満足がいく結果が出たときのうれしさは格別です。体力的にも精神的にもきついスポーツですが、やりがいのあるスポーツだといえるでしょう。
まず、フロアには5メートル間隔にポイントがうってあります。そのポイントからポイントまでを8歩で歩く決まりがあります。(5メートルを8歩でということです)つまり1歩に換算すると「62.5センチ」という細かい決まりがあるんです。これを基本として動きが作られていきます。
また、曲に合わせた動きは拍数ごとに決まっていて何カウントでこの位置まで来るとか、4カウント目に楽器を上げるとか、細かいことまで全て拍数に合わせて行います。約10分のショーで100枚以上の動きを全て頭に入れて動かなければならないので、かなり大変です。
さらに、自分の動きだけではなくて、隣の人との間隔(インターバル)や前後の間隔(ディスタンス)、楽器の向きなどすべて気にしながら動きつつ演奏もしていかなければならないという、過酷極まりないものがマーチングなのです。
このように一つのショーを創り上げるためにはとても大変な労力が必要になりますが、出来上がったときの達成感や大会で満足がいく結果が出たときのうれしさは格別です。体力的にも精神的にもきついスポーツですが、やりがいのあるスポーツだといえるでしょう。
マーチングバンドには管楽器、打楽器のほかに「カラーガード」と言われるセクションがあります。このセクションは旗を振ったりライフルやセイバーなどの手具を使って演技し、音楽性や芸術性をより高めるという重要なセクションです。というわけで今日はカラーガードについてお話ししましょう。
もともとカラーガードという言葉はカラー(国旗、軍旗)を守る(ガード)人、という意味でした。つまり軍隊の護衛隊だったわけです。それが現在ではマーチングバンドには欠かすことのできない重要なセクションとなりました。フラッグの振り付けやライフルのトスなど年々芸術性が高まっていて、アメリカではカラーガードのみの世界大会(Winter Guard International)という大会もおこなわれています。
最近ではカラーガードセクションは「ヴィジュアルアンサンブル」ともよばれ、Blastなどでは高い芸術性が評価されています。日本においてもマーチングバンドとは別にカラーガードチームが数多く存在しており、WGIで上位に入るチームもあるほどレベルが高くなってきています。
今後ますますカラーガードやマーチングバンドがメディアへ紹介され、日本でもっと普及していくことを願ってやみません。
もともとカラーガードという言葉はカラー(国旗、軍旗)を守る(ガード)人、という意味でした。つまり軍隊の護衛隊だったわけです。それが現在ではマーチングバンドには欠かすことのできない重要なセクションとなりました。フラッグの振り付けやライフルのトスなど年々芸術性が高まっていて、アメリカではカラーガードのみの世界大会(Winter Guard International)という大会もおこなわれています。
最近ではカラーガードセクションは「ヴィジュアルアンサンブル」ともよばれ、Blastなどでは高い芸術性が評価されています。日本においてもマーチングバンドとは別にカラーガードチームが数多く存在しており、WGIで上位に入るチームもあるほどレベルが高くなってきています。
今後ますますカラーガードやマーチングバンドがメディアへ紹介され、日本でもっと普及していくことを願ってやみません。
マーチングバンドはもともと軍隊の音楽隊でした。軍隊の士気をを高めるために演奏し、行進する伴奏をしたりしていました。戦後はアメリカンフットボールのハーフタイムに演奏するのがアメリカでは慣例になっていました。
最近では芸術性、音楽性が飛躍的に向上していて「総合的な芸術」としての地位を確立してきました。ただ動きながら演奏しているのを「見せる」のではなく、音楽と動きを一つのショーとして「魅せる」ようになってきました。70年代に入ってDCI(ドラムコーインターナショナル)が設立され、世界大会が開催されるようになってからはマーチングバンドのレベルは向上し、芸術性も高くなっています。
2003年 サンタクララ・ヴァンガード

その後このDCIの団体から「もっと芸術性の高いショーをやりたい」ということで結成されたのが「Blast」です。日本においても評価が高く、テレビやメディアにも取り上げられていてかなり注目されています。音だけではなく、視覚的にも感動できるBlastは、まさに「魅せる芸術」ではないでしょうか。
しかしながら日本においてはまだまだマイナーなので、Blastを機会に日本でもマーチングバンドがもっと盛り上がっていってほしいと願っています。大会をテレビ中継するとか、そういう時代がくるといいですね。
2003 Blue Devils
最近では芸術性、音楽性が飛躍的に向上していて「総合的な芸術」としての地位を確立してきました。ただ動きながら演奏しているのを「見せる」のではなく、音楽と動きを一つのショーとして「魅せる」ようになってきました。70年代に入ってDCI(ドラムコーインターナショナル)が設立され、世界大会が開催されるようになってからはマーチングバンドのレベルは向上し、芸術性も高くなっています。
2003年 サンタクララ・ヴァンガード
その後このDCIの団体から「もっと芸術性の高いショーをやりたい」ということで結成されたのが「Blast」です。日本においても評価が高く、テレビやメディアにも取り上げられていてかなり注目されています。音だけではなく、視覚的にも感動できるBlastは、まさに「魅せる芸術」ではないでしょうか。
しかしながら日本においてはまだまだマイナーなので、Blastを機会に日本でもマーチングバンドがもっと盛り上がっていってほしいと願っています。大会をテレビ中継するとか、そういう時代がくるといいですね。
2003 Blue Devils