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Luscious Musikとは「魅力ある音楽」という意味です。 ジャンルを問わず、魅力ある音楽について書いていきたいと思っています。
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Trumpeter jyun♪
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男性
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楽器演奏 音楽鑑賞
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音楽全般幅広く聴きます。トランペット歴21年目になりました。これからもトランペットと付き合っていきながら、素晴らしい音楽にたくさん触れていきたいと思います。
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コールアングレという楽器、知ってる方いらっしゃいますか?吹奏楽やオーケストラの経験がある方でしたらご存じの方も多いと思いますが、この楽器はオーボエの仲間でイングリッシュホルンともいわれているので、もしかしたらこのイングリッシュホルンという名前で知っている方も多いかもしれません。


コールアングレ☆


一見、オーボエに見えますが、実際にはオーボエよりも長く下の部分が丸くなっているのが特徴です。音はオーボエよりも完全5度下(オーボエはC管なのでF管になります)の音が出せる楽器です。オーケストラや吹奏楽で使われ、オーボエ奏者が持ち替えて演奏します。


コールアングレが一番有名なのは何と言ってもドボルザークの交響曲第9番「新世界」の第2楽章でしょう。皆さんもよくご存じの「家路」です。このメロディを吹いているのがコールアングレなのです。これでピントきた方もいらっしゃるでしょう。何とも言えない哀愁のメロディを奏でるコールアングレ、私は大好きです。


大編成のオーケストラには良く出てきますので興味がある方はみてみるといいでしょう。
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コントラシリーズ第3弾はコントラバスビューグルです。そもそもこの楽器は何かと言いますと、早い話が「チューバ」です。マーチング用に開発されたG管のビューグルという楽器の最低音を担当する楽器です。ビューグルはG管で全楽器が統一されているため、呼び名もソプラノビューグル、メロフォンビューグル、バリトンビューグル、ユーフォニアムビューグル、コントラバスビューグルという独特の呼び名があります。


コントラバスビューグル



普通のチューバと明らかに違うところは、持ち方です。普通のチューバはベルを上にして抱きかかえるように持って演奏しますが、マーチングではベルを正面にして肩に担いで演奏します。肩に負担がかかることはもちろんですが、左肩に担ぐため、左側が全く見えません(楽器が邪魔をして)。なので、正確に動かないと隣の人とぶつかってしまい、ケガをしてしまうということになります。


現在ではこのG管のコントラバスビューグルを使っている団体よりも、マーチングブラスを利用している団体の方が多くなってきているのですが、G管ビューグルのサウンドは、よりパイプオルガンに近いハーモニーになるので個人的には好きです。ただ音程が合わせにくいことや楽器として完成されていない点などの欠点も多いのが現実です。


コントラシリーズ第2弾は「コントラファゴット」です。(ちなみに第1弾はコントラアルトクラリネット)ファゴットという楽器があります。一見ちくわみたいな形をしていますが、オーケストラや吹奏楽では大活躍の楽器なのです。木管群の中では最低音を担当している縁の下の力持ちとでも言うべきでしょうか?


コントラファゴット☆


そのファゴットの1オクターヴ下の音を出す楽器がコントラファゴットです。活躍の場としては主にオーケストラが挙げられます。マーラーの交響曲などではファゴット(コントラファゴット持ち替え)という記述もあるように、ファゴット奏者が持ち替えで演奏することが多いようです。


私が学生時代に在籍していた市民オーケストラで、運良くファゴットアンサンブルを聴く機会がありました。初めてコントラファゴットの音を聴いたのがこのあんさんぶるでしたが、衝撃でした。何とも言えない低音域、ファゴットとコントラファゴットの美しいハーモニー。やはり低音アンサンブルは魅力的でした。


次回はコントラシリーズ第3弾「コントラバスビューグル」の予定です。
リコーダーと言えば誰でも知っている楽器ですね。小学校では必ず学習しますし、誰しも吹いたことがある楽器かと思います。さて、リコーダーと一言で言ってもいろいろな種類のリコーダーがあります。今日はその中で「クライネソプラニーノリコーダー」という長い名前のリコーダーを紹介します。


クライネソプラニーノリコーダーはこんな楽器です☆



普通にリコーダーといえば一般的にソプラノリコーダーを指すようですが、その他にもアルトリコーダー、テナーリコーダー、バスリコーダーなど約10種類あります。その中で一番小さく、高い音が出せるのが「クライネソプラニーノリコーダー」なのです。


この楽器、大きさはソプラノリコーダーの約半分ほどで、ソプラノリコーダーより1オクターヴ高い音を出す楽器です。小鳥が歌うような音といえばイメージ出来るのではないでしょうか?この楽器の名前なんですが、クライネ(ドイツ語)ソプラニーノ(イタリア語)リコーダー(英語)という、なんとも不思議な名前です。ガークラインリコーダーとも言うそうですが、こっちのほうが有名ですね。
金管楽器の中でもマイナーな楽器といえばユーフォニアムがあげられます。しかし、吹奏楽ではこのユーフォニアムがないと音楽が全く違うものになってしまうほど重要な役割を果たしています。今日はそんなユーフォニアムをご紹介しましょう。


ユーフォニアムはこんな楽器です☆


ユーフォニアムは一般的にB♭管で、音域的にはトロンボーンと大体同じですがトロンボーンよりも丸みがあり、柔らかい音色が特徴です。主に吹奏楽、金管バンド(ブラスバンド)で使われますが、オーケストラでも使われることがあります。マーラー交響曲第7番の1楽章のソロや、展覧会の絵のソロは有名です。


さて、このユーフォニアムですが実はマーチングバンドでも活躍しているのです。マーチングバンドにおいてはユーフォニアムのようにベルが上を向いている楽器は音が飛んでいかないので不利になってしまいます。そこでマーチング用に開発された真マーチングユーフォニアムが大活躍します。


マーチングユーフォニアムはこんな楽器です☆

一般的なユーフォニアムを改造してフロントベルにすることによって、音が前に飛んでいくようになっています。ただ、この楽器はかなり重いので女の子や小中学生には持てない人も出てきてしまいます。なのでこんな楽器もあります。


肩に担ぐタイプのマーチングユーフォニアム☆

これでしたら女の子でも演奏しやすいですし動いてても負担がそれほど大きくないです。実際に小学校、中学校ではこのタイプのユーフォニアムが使われているところが多いです。


一言でユーフォニアムといってもかなりいろいろなユーフォニアムがあるんですね。今日はそんなユーフォニアムをご紹介しました。
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